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China

NEC、モルジブの光海底ケーブルプロジェクトを一括受注

時間:2011-04-07

NECはこのたび、モルジブ共和国の最大手通信事業者ディラーグ社 (本社:マーレ、CEO:イズマイル ラシード)から光海底ケーブルシステムを設備調達から敷設工事までフルターンキーとして一括受注しました。

今回NECが受注したのは、モルジブの首都マーレを拠点に南北に延びる全8島を結ぶ総延長約1,017キロメートルの光海底ケーブルシステムです。初期伝送容量は毎秒20ギガビット(Gbps)です。

モルジブは約1,200の島々から成り、同国内の通信は主に伝送容量の小さいマイクロ波または衛星通信で行われていますが、慢性的な伝送容量不足を解消すべく、現在、光海底ケーブル通信への移行が段階的に行われています。NECは、2007年1月に同国初めてとなるモルジブとスリランカを結ぶ国際光海底ケーブルシステムとモルジブ国内5島を結ぶ国内光海底ケーブルシステムを完成させております。今回受注したシステムは、同システムと接続される予定であり、モルジブの国際通信環境は飛躍的に高まることが期待されています。

NECは過去30年以上にわたり、世界の海底ケーブル市場で業界トップクラスの実績を有しており、日本を含むアジア・太平洋地域を中心に世界中の主要海底ケーブルシステムの構築をしています。このたびの受注は、こうした当社のシステム供給の実績と共に、優れた技術力やプロジェクト遂行能力が高く評価されたことによるものと考えています。

NECは今後も光海底ケーブルシステム事業の強化に積極的に取り組んでまいります。

以上

<敷設ルート>