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時間:2011-06-10
NECは、スイスの国営郵便事業者であるSwiss Post(スイスポスト CEO:Jurg Bucher、本社:ベルン)に、郵便自動化システム(フラットソータ)を追加納入する契約を締結しました。本契約に基づき、NECは同国の3大郵便物仕分けセンター(注)にそれぞれ1台ずつ、合計3台のフラットソータを2012年末までに納入します。
フラットソータとは、雑誌、新聞、書籍、ビニールで覆われた封書(ビニール封書)など、大きさや形状が異なる比較的大型の郵便物の宛先住所を一括で読み取り、住所に応じて指定された区分口に自動的に仕分けるシステムです。
今回受注したフラットソータは、小型の定型郵便物のうち、機械処理が難しく、これまで手作業で区分していた厚さ10mm超の郵便物やビニール封書の処理を自動化するために利用されます。郵便物の供給部(フィーダ)を4つ、区分口を220備え、1時間あたり4万点以上の郵便物を処理することが可能です。また、郵便物の入ったトレイの搬送や空になったトレイの交換の作業も全自動化しており、作業員の負担を軽減します。
スイスポストは、2003年に郵便物仕分けセンターの拠点数の大幅見直しや郵便物処理の効率化を行うプロジェクトを立ち上げ、NECはこれまでに5台のフラットソータをスイスポストに納入してきました。今回の追加納入は、当社のこれまでの実績や技術力が高く評価されたものと考えています。
NECは1961年より郵便自動化システム事業を展開しており、世界50ヶ国以上の郵便事業者にシステムを納入しています。今回の実績を活かし、今後も世界各国における郵便物処理の効率化に貢献していきます。
以上
(注)ミュリゲン郵便センター、ヘルキンゲン郵便センター、エクレポン郵便センター。