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時間:2011-07-11
NECは先日、上海で主催する「2011NEC新規マーケッティングソリューション」にて、中国・安徽省公安庁に遺留指紋データから犯人を割り出すことを目的とした大規模の自動指紋認証システム(AFIS、注)を納入したと発表しました。
今般、NECが導入したシステムは、犯罪捜査や犯人照会を支援するため、登録されている押捺データや犯行現場から採取された指紋データを用いて自動照会を短時間で処理することが可能になっております。既に安徽省公安庁および安徽省内にでは1,800台以上の端末を導入ており、今後更に約500台の端末を省内に展開する予定になっています。このシステムは中国における最大規模の自動指紋認証システムであり、1,000万人以上の指紋データの登録が可能となっています。実績としてシステム導入後、3ヶ月で昨年1年間のヒット数を上げています。
従来中国では、小規模なシステムかつ独自のシステムが中心に展開されており、今後省間連携が難しい状況になっています。また今後、犯罪が省内だけではなくさらに広範囲にて行われている状況もあり、省間連携可能でかつ大規模なシステムの導入を求める声が広がっています。
今般、中国・安徽省公安庁に導入した自動指紋認証システムの特長は次の通りです。
NECの指紋照合システムは、世界最高レベルの照合精度に加え、高速かつ大量のデータ照合が必要とされる大型システムへの対応も可能であり、これまで世界30カ国以上での販売実績を有しています。NECでは、これからもパブリックセーフティ事業分野をさらに強化し、今後も安心・安全な社会の実現に貢献していきます。
以上
(注)AFISは、Automated Fingerprint Identification Systemの略。