~バスの運営効率と乗客満足度の向上~
NEC香港有限公司(NECHK)は、香港Citybus有限公司(Citybus)及び新世界第一バス服務有限公司(NWFB)へ、車内自動放送システム(ABSA)と運行データー記録システム(DL)を新たに納入しました。NWFBのバス702台とCitybusのバス172台にはNECHKのシステムを搭載する予定です。これは2011年、Citybusのバス760台に同じシステムを提供し、Citybusをグローバル衛星ロケーションシステムを利用する香港最大規模の公共交通機構にさせることに続き、第二回の受注となります。
NECHKは2007年から、「車隊管理」(Fleet Management)システムの開発と市場開拓を注力し、香港およびマカオで業務展開をしています。NECHKは香港とマカオの交通運輸業に対してとても重要なサービス・プロバイダーとなります。
総合自動車内放送システム及び運行データー記録システムはGPS技術、バス里程信号とシステム専用のsnap-on-route技術を活用し、香港独特な地理環境による発生した問題を解決することができます。たとえば、狭い街と高いビュディングによるGPS信号誤差の問題など。
バスにLED表示パネル、制御装置および送受話器を設置します。車長は出発点で路線データーを入力することにより、ABSAは、手動操作なしで自動的にバス停に関連する情報を提供することができ、ドライバーは運転と路面の交通状況に専念させることもできます。
ABSAのLEDパネルには中国語と英語の両方で表示され、放送は広東話、英語および中国普通話(共通語)でアナウンスします。バス停留に近づいていく時「到着提示」を、バス停を出発している時、次のバス停名をLEDで表示され、また車内放送も自動的に放送します。
制御装置は、その日通じた路線および速度を記録することができます。バスがバス停に戻る時、関連データはWi-Fiによってサーバーにアップロードされることにより、従来のバス路線データはデジタル地図での可視化が実現できます。また、放送内容とソフトウェア・アップデートもWi-Fiによってバスに搭載した制御装置にダウンロードすることができます。
NECHK官公庁ソリューション事業部の創経理符祥达氏は、「CitybusとNWFBは革新の視点でICT技術による総合自動車内放送システムと運行データー記録システムをバスに導入しました。NECHKもCitybusとNWFBのニーズに合わせ優れた車隊管理システムを提供しています。われわれのシステム構築経験、プロジェクト管理、技術支援サービスなどを通じて、両社により高品質のサービスを提供し、香港の公共交通業の発展に貢献をしていきます。」と述べました。
バスがバス停を出発するとき、LEDに次のバス停名と「バスの図」を提示し、もうすぐバス停に到着するとき、LEDに「バス停の図」と降りるように放送で提示します。