Please note that JavaScript and style sheet are used in this website,
Due to unadaptability of the style sheet with the browser used in your computer, pages may not look as original.
Even in such a case, however, the contents can be used safely.

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. プレスリリース
  4. プレスリリース(2012年8月以前)
  5. プレスリリース2012年1~8月
  6. NEC、センサ情報の収集・分析や機器制御等を統合的に実現する組込みM2Mモジュールを発売

NEC、センサ情報の収集・分析や機器制御等を統合的に実現する組込みM2Mモジュールを発売

時間:2012-05-21

NECは、温度や電力など各種のセンサ情報の収集や、家電やLED照明などの制御を統合的に実現する組込みM2Mモジュール(注)を開発し、本日から販売を開始します。

昨今、高速通信やクラウドサービスが普及する中、エネルギー使用量の見える化や、機械装置等のモニタリングのため、センサや機器をネットワークに接続し通信を行うことで、情報収集や機器の制御を行うM2M技術への期待が高まっています。

これまで、センサからの情報収集や、収集した情報の分析・加工、家電などの制御を行うためには、用途ごとに専用の機器を開発するケースが多く見られました。NECは、情報の収集・分析・加工、機器の制御、さらには、クラウドと連携したデータ管理などを統合的に実現する組込みM2Mモジュールを製品化しました。本製品は、汎用的なプラットフォームをベースとしているため、企業の利用環境に適したセンサや通信手段を選択し搭載することで、様々な業種や用途で効率的にM2Mのシステム基盤を構築することが可能です。

組込みM2Mモジュールの価格は1万5千円(税別)からであり、NECは、今後3年間で50万台の販売を目指しています。

新製品の主な特長は次のとおりです。

1.最適な通信手段によるセンサネットワークの構築

設置環境等の条件に応じて、センサネットワークにおける適切な通信手段(900MHz帯/2.4GHz帯/ZigBee/RS-485等)を選択可能。例えば、住宅においては、無線LANとの電波干渉や、配線工事の容易性などを考慮した無線通信方式として、900MHz帯無線を採用し、工作機械などのセンシングデータの通信においては、通信の安定性、既存設備との接続を考慮しRS-485通信などの有線ネットワークを採用できるなど、用途や利用環境を考慮した通信方式を自由に選択可能。

2.組込みコンピュータ機能によるデータの可視化、連携制御

本モジュールには、M2Mシステムに適した組込みコンピュータ機能を搭載。これにより、クラウド上のサーバ等に接続しないローカル環境、及びクラウド型による集中管理のいずれの運用形態においても、収集したデータを利用した各種のグラフ生成や、データの閾値などの条件に基づく自動メール送信(アラームなど)、対象機器のOn/Offなど制御機能を実行可能。

3.NECのM2Mサービスプラットフォーム「CONNEXIVE(コネクシブ)」との連携

M2Mサービスを実現するためのアプリケーションやシステム基盤などを、クラウドサービスで提供する「CONNEXIVE」との連携機能を搭載。デバイスからクラウドまで、一貫したサービスを提供。

NECは今後、組込みM2Mモジュールのラインアップを拡充することで、顧客のニーズにより一層きめ細かく対応していきます。

新製品の概要と仕様については別紙をご覧ください。

なお、NECは新製品を5月9日(水)から5月11日(金)に東京ビッグサイトで開
催される「第1回ワイヤレスM2M展2012」に展示します。

以上

(注)M2M: Machine to Machine
*記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。