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2015-5-12
NECとNECの子会社であるNetCracker(ネットクラッカー)は、ポルトガルの大手通信事業者ポルトガルテレコム(CEO:Armando Almeida、本社:ポルトガル・リスボン)と共同で、ブロードバンドルータなどの家庭内通信機器の機能を仮想化する実証実験を行いました。
本実証実験では、ルーティングやIPアドレス割り当て、ネットワークアドレス変換といった家庭内通信機器の機能を仮想化し、ポルトガルテレコムのデータセンターにある汎用サーバ上でこれらの機能を動作させることに成功しました。
ポルトガルテレコムは、ネットワーク仮想化技術を用いて、将来的に家庭内通信機器の主要な機能を端末側からデータセンター側に移し、家庭内通信機器の保守・運用作業を効率化することを目指しています。今回の実証実験はその実現に向けた第一歩となります。
NECは、「社会ソリューション事業」に注力しており、今後も付加価値の高いソリューションをグローバルに提供し、通信事業者の競争力向上に貢献すると共に、新ビジネスの創出に寄与していきます。
ブロードバンドネットワークの普及やサービスの高度化に伴い家庭内通信機器の機能が増大しており、その修理や保守の工数が通信事業者にとって大きな負担となっています。この課題を解決する手段として、家庭内通信機器の仮想化(virtualized Customer-Premises Equipment:vCPE)ソリューションに注目が集まっています。
vCPEソリューションにより家庭内通信機器の主要な機能を仮想化し、それらの機能をデータセンター側に移すことで、通信事業者は家庭内通信機器の修理やバージョンアップ作業の一部を自社データセンター内で完結できるようになります。これにより、ユーザ宅へのエンジニアの派遣を減らして保守費用を削減することや、新サービス導入時の家庭内通信機器のアップグレード作業をデータセンターで一括して行うことなどが可能になります。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
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